対カメルーン1-0
やりましたね

直前まで叩きまくっていたマスコミやファンの手の平返しをみると少し『こわっ』って思うけど、これもサッカーの持つスケールの大きさからくるものなのでしょう。
さて、次のオランダ戦。
オランダ対デンマークを観たけど、前線に縦パスを入れる時のパススピードがハンパ無い。
しかもみんなよく動く。守備も攻撃も正直かなりしんどいと思うけど引きすぎることなく、最後まで日本のサッカーを目指してほしい。
昨日の日本は良い所がいくつもあった。
まず得点の場面。松井のフェイントを入れた動きとクロスの精度が何度も報道で評価されているけど、私が注目したのはその直前の松井に出した高速パス。多分、遠藤だったと思うけど(違っていたらすみません)、オランダ並みのワールドクラスの速いパスだった(それをきっちりトラップした松井もやはりすごい)。ああいう速いパスがワールドクラスでは必要なんですよね。
それと本田のトップ。半年前にある記者がやや面白半分で本田の1トップを提言していたことがあって、当時は『ないない!』なんて思っていたけど、しっかり収まっていましたねぇ。フィジカルも強いし昨日はほぼ言うことなし。あのポジションなら少し位さぼっても目立たないし

また、岡ちゃんの采配。意図もはっきりしていたし久しぶりの納得の選手交代。矢野貴章は確かにこういう時に必要だよなあと思わせてくれました。
国家斉唱の時の肩組みも良かった。「君が代」にはちょっと不似合いかもしれないけど、気持ちが入っているのが分かってとても良かった。ベンチもみんなでやっていたそうじゃないですか。
この一体感は4年前には無かったことですよね。ね?中田さん?

他にも長谷部の動きの量、長友のエース殺し、大久保のキレ、CBの安定。勝つときはこんな感じなのでしょう。
試合に出ていない中村俊輔が気持ち的に少し心配だけど、オランダ戦、デンマーク戦での負けている時間帯の投入は充分考えられるからその時にきっちり意地を見せてほしい。
ガンバレ!俊輔!ガンバレ!ニッポン!! 信じましょう。
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