4月25日は尾崎豊の17回目の命日だった。
彼が生きていれば同級生。中年になった尾崎はどのような歌を聴かせてくれていたのだろう。
彼と出逢ったのは、ある週刊誌の大阪球場ライブの成功記事。『シャウト』という言葉がずっと心に残っていた。
そして、それからしばらく経ってからマザー&チルドレンという当時の所属事務所が企画したフェスのビデオコンサート。当時大好きだった今は無きHOUND DOGやRED WARRIORS(ダイアモンド☆ユカイがボーカル)が出ていて、その前座で尾崎が歌っていた。確か渋谷公会堂あたりで観たような気がする。
大嵐の中で狂ったようにシャウトしていた尾崎の姿は心の中にさらに残った。
そして出逢った尾崎のCD。
17歳時に書いたとは思えない感性と共感できる世界感。すぐファンになっていた。
何度も聴いたCD、ビデオ。そして生でTVに出た「夜のヒットスタジオ」。
そして実際に行った代々木競技場でのライブ。
未だに青学の近くを通るとこの歩道橋から尾崎は街をぼんやり見ていたんだろうなと思ったりする。
今の若い人たちも知っている代表曲「I LOVE YOU」や「卒業」も良いけど、何と言っても尾崎のあの声のバラードが好きだ。
「ダンスホール」、「シェリー」、「Forget-me-not」、「群衆の中の猫」、「傷つけた人々へ」、「僕が僕であるために」、「街路樹」、「優しい陽射し」などなど…。
92年に亡くなるまでの青春時代を一緒に歩めたことは誇りでもある。今でもたまに聴くと引き込まれる。
やはり今の尾崎の歌が聴きたかった。
何だかカラオケで『シャウト』したくなってきたぞ。
四十三だけど「十五の夜」を。
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