どんよりと曇った空は27年前と変わらない。いつもこの時期になると思いだす高校時代。
その時は1年生の補欠だったけど、この西が丘サッカー場の半地下の控え室前で先輩の試合を観ていた。
結果は残念ながら0-1で敗退。もう1歩で全国大会に行けなかったんだけど、偉大な先輩達の試合終了後の笑顔は今でも忘れられない。
その時の全国大会は第60回大会。今年の全国大会は第87回。もうあれから27年も経つんだなあと思わず時の流れに驚いてしまう。
毎年、都大会の経緯は気になっていたのだが、なかなか試合を観戦しに行くことができなかった。今年は時間があったので久しぶりに都大会の“聖地”西が丘に観戦に向かった(ひょっとしたら都大会はまさに27年振りかもしれない)。
西が丘は超満員。スタジアムに入れない人も結構いたようだ。来年以降は味スタあたりを使わせてもらって…なんて一瞬思ったけど都大会の雰囲気はやっぱりこの西が丘なんだよねえ。


今年のAブロックは古豪、国学院久我山と新鋭の駒澤大学高校の対戦。駒大は取引先の息子さんがサッカー部に入っていて、部員数もかなり多く強いと聞いていたけど、まさか決勝までくるとは予想していなかった。
試合はテクニックの久我山に対し、背の高いCB2人を擁し組織的に守って攻める駒大って感じの展開だったが、前半のゴールを守りきり久我山が久しぶりの全国大会出場。
後で気づいたけど来期FC東京入りする田邉(たなべ)君のことをすっかり忘れていた! 全国大会ではぜひ注目してみましょう^^;


一方、Bブロックは全国の常連、清瀬に新しい人工芝の練習場を持っている帝京とあまり情報が無い国士舘(すみません…)。
キックオフ後、国士舘が攻め立てるがチャンスを生かせず試合巧者の帝京にやられたって感じ。帝京の2-0。
全体的に試合内容はともかく、この雰囲気を久しぶりに味わえたのはとても懐かしくうれしく、少し感傷に浸ってしまった1日だった。
我が母校は今や地区予選をも突破できず、都大会のトーナメント表には姿が無い。いつか母校を応援しに西が丘に来たいけど無理なのかなあ…。
正月の全国大会は時間が合えばぜひ念願の野洲高校(滋賀)を観てみたいと思っている。高円宮杯では観られなかったので。
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