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ふしみスタイル
東伏見から発信するサッカー中心の生活日記
ちょっとした地域貢献
2009年8月23日(日)

市内中学校大会の審判に行ってきました。
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協会のお手伝いをしている身としては、地元の少年のサッカーイベントは積極的に参加するのは当然だと思うし、日頃、中学校のグランドをお借りして、いつもサッカーを楽しくできるのはこういう学校の先生や学生など地元の方達の協力を得ているということを社会人のサッカー選手ならもっと知るべきだと思う。

何も感謝せず、サッカーができて当たり前といったサッカーだけやっている選手がたまにいるけど、若い奴ならともかく、我々おっさん選手はもっと考えようよって思う今日この頃…。
ま、そういうことを言うってことは間違いなく歳を食ったということなのでしょう…(^^ゞ
ちょっとしたスポーツによる地域貢献。日本じゃまだまだ意識が低いと思いませんか?

今日審判をした試合で2点先取したけど後半3点取られて逆転負けしたチームががっかりして最後の挨拶をちゃんとできなかったら、その後、その顧問の先生は挨拶しなかったことに対し激怒して「挨拶もできないチームなら今すぐやめちまえ!」って感じですごい勢いで説教されていた。
これが部活動の良さなのでしょう。サッカーなんかより、日頃の生活習慣の方が大事だということです!

さて、話は変わって、うちに帰ってBSを観ていたら横浜で行われているトライアスロンをやっていた。今日は男子。昨日は女子で西東京市在住の井出樹里選手が銅メダルを獲得していた(実はそれも観ていました)。
TV終了後、やや気持ちが盛り上がってしまった私は井出樹里選手と出会ったことがある(多分?)小金井公園をジョグ。約13km。さすがに主審をやった後なので疲れて1kmあたり6分半位のペース…(^^ゞ
疲れた~。

今日は運動したということで、自分をほめ、夜は焼肉(^_^)
ビール、ウーロンハイとたらふく飲んでしまいました。

あ、しまった。明日は健康診断だった…^^;
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ゲームコントロール
2009年8月9日(日)

東京都サッカー協会の3級審判員更新講習会が後楽園の文京シビックホールで行われた。
2年に1回行われる講習会で、毎回夏のこの時期に2週間かけて計4回行われている。
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今日の受講者は約1,400人。来週も合わせると4,500人前後が更新をするそうです。そのみんなが\7,300払うんだからねぇ。そりゃJFAもTFAも潤う訳だ。
東京都だけでこんなにいるんだから全国レベルだと、どんだけいるんだ? 
考えてみれば、こんなに審判資格者がいて、毎年更新講習や更新レポートを義務づけられるスポーツなんて他に無いよなあと思う。
審判がしっかりしないと成り立たないスポーツだからということなのでしょうか。
底辺にこれだけの人数がいるんだから(更に下には4級がある)、1級とか国際資格を持っている審判(つまりJ1リーグで主審をやっている人たち)って相当に高いレベルなんだなってつくづく思う。

講習会は、最初に映像と文章の試験を10問ずつ。いつものことだが映像問題でPCのパワーポイントが動かなくなったり、映像が小さくて見にくいなどクレーム続出。なんで本番前にしっかりリハをやっていないのかが分からない…。企業のプレゼンだったら商談OUTですよ。でも野次っている人たちも、あなたたちも審判員なんだからもうちょっと我慢しようよって思ってしまいましたが…^^;

その後、今季のルール改正などの説明、その後に休憩を挟み、J1で主審をしている鍋島さん(1級資格者)の1時間強の講演。テーマは「良いゲームコントロールをするために」。
最初のVTRで、氏が主審を担当した07年J2鳥栖対福岡のゲームはぞっとする内容だった。明らかな副審のオフサイドの見落としから得点を許し(直後に主審と副審が7人位の選手に4分位ずっと囲まれていた)、再開後も主審の目で確認できていない副審の判断だけによるイエローとレッド。そのカードを出したことによる選手の主審への不信感。最後までめちゃくちゃゲームが荒れてしまった。見てても胃が痛くなるような、審判にとっても選手にとっても最悪と言って良いゲームだった。

その後の反省から、事前の情報収集・ゲーム運営・自己の目で確認することなどを氏は進言されていたが、やはりベストのポジションを常に取り、主審自身の目による事象の確認が必要だと再認識した。

いや~、しかし審判って職業は大変だ…。尊敬しますです。はい。
少年サッカー大会
11月2日(日)
今日は市内少年サッカー大会の決勝と3位決定戦。3位決定戦の主審をさせて頂いた。
どのチームも選抜チームに主力選手が引き抜かれている時期のようで、苦しいメンバーのやりくりのようだった。
3位決定戦は残念ながら少しレベルの差があって、ほぼグランドの半分で試合をしている感じだった。主審は久し振りながらもいつも通りやっていたつもりだったが、前半が終わって諸先輩から「全然動きが足りない」 「もっとボールの近くで見てあげなきゃ」とかなり叱られる(>_<)

後半は気を引き締めてやったつもりだったが、「やっぱ全然動きが足りないよ」との反応…。一番ショックだったのは対角線の遠いサイドで本部と片方のチームのベンチの間くらいで起こっていたらしい明らかな接触での反則を見逃していたことだった。終了後に聞くと「足がかなり高く上がって相手の胸に当たってすごい音がしていたよ」ってみんなから言われた時は本当にあせってしまった。全く気がつかなかったのである…。
やはり遠くからみていたのだろう…。

先輩からは「特に少年用の狭いグランドの時には対角線できっちり動くより、卍(というかS字というかタッチ-ハーフウェイ-タッチという感じ)で広く動かないとだめだ」と言われた。そういう話は聞いたことがあるけど、私は基本は対角線で、その内側にボールがある時はその近くに行くことを意識して今までやっていただけに根本から覆された感じだ。もっと動きを研究しないといけないとつくづく思ってしまった。反省です。何十試合やっていても完璧なレフェリングは未だにできない…。

決勝戦は、両チームとも主力メンバーが何人かいないながらも素晴らしいゲームだった。お互い守備がものすごくうまく、またまた私好みのチーム♪。両方のFWや中盤が突破しようと思っても最後の一線を破れない。結局0-0で延長の末、PK戦で決着がつきました。レベルの高い最高の試合をみせてもらいました。お疲れ様でした。
これなら来年以降もますますJrユースのレベルは上がっていくね♪

最後にまた審判がらみの話を一つ。
昨日のナビスコ杯で終了10分前位に副審が廣嶋さんだったことに気がついてしまった。ドイツW杯で活躍した名副審だが、J リーグでこの人が副審やるのをずっと心待ちにしていたのに、遅刻したりであせっていて気がつくのが遅かったぁ。もっとゆっくりみたかった。残念…。
残りの10分、たまに廣嶋さんをチェックしてみたが、やはり広い視野を確保するための独特のステップで走っていた。また次回を楽しみにしていよう。

審判は難しい…。経験だ、経験!久しぶりにルールブックでも読むとするか。(やや落ち込み気味w)
審判の品格
先日のJリーグ 東京対大分で主審が選手に言ったとされる「死ね」疑惑。
もし本当だとすれば何とも言動は小学生以下のレベルで情けない限りだが、そんなことは言ってないものと私は信じている。
第一、言われたとされる大分の選手はなぜ言われた直後に激怒しないんだろう?後で言いつけてやろうとでも思ったのだろうか?
過激な意見になるかもしれないが、そんな時こそ許せないことは許せないと退場覚悟で抗議をすべきだったのではないだろうか。ジャッジに対してというよりも人間として…。

審判の立場で考えてみると、うるさい選手には「うるせー」位は言いたくなる時が多々ある。私は今まで何とか言わないよう我慢してきているが、心の中では(てめえ、次は絶対カード出してやるからな!)と怒りモードだったりするのである。
私は審判に向いていないのだろうけど…。

お金をもらっているSR(スペシャルレフェリー)はともかく、Jの副審は高校の先生なんかがやっていて、ほとんどボランティア並みの手当で頑張っている現状を考えると私はどうしても審判びいきになってしまう。
日本の審判のレベルは決して低くない。むしろアジアでは高い方だと思う。
各国の審判のレベルはきっとその国のプレーヤーの質やサッカー文化に比例しているのだろうと思っている。
私の知る限り審判員は大変努力をしている。実際Jでは吹けない日本協会2級レベルの人でも信じられない位、素晴らしい笛を吹いていてその笛の音色の強弱、立ち振舞いには感動する位だ。

ただ課題があるとすると日本では少年レベルの試合からちょっとした接触でもピッピ、ピッピ吹いてしまう傾向があることだ。審判は厳しめに吹く方が試合が荒れないから楽なんだけれども、選手は少年からそういう笛に慣れてしまうとすぐ反則を取られようとプレーをあきらめてしまうし、世界に出た時にどうしてもコンタクトで劣ってしまう。
協会は早めにこの世界基準に意識を向けるよう通達していくべきであろうと思うけどいかがでしょうか。

ヘボ審判のひとり言…^^;
早稲田大学東伏見サッカー場
3月20日(祝) 雨の東伏見サッカー場(人工芝)で中学生大会決勝トーナメントの審判を行う。
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さすがの人工芝でも水をめちゃめちゃ含んだ最悪コンディション。泥で汚れないだけまだ良いが、プレーする選手には普段やっているサッカーがなかなかできずにかわいそう。そして審判もかわいそう^^;

ただ1校の公立校、3位で頑張っていました。選手に無駄に怒鳴らないで的確な指示を行っていた監督、その指示を忠実に守りしっかりプレーしていた選手。そして何よりも警告が1枚もなかったフェアなプレースタイル(フェアプレー賞を受賞)。素晴らしいチームだった。

決勝戦はテクニックがなかなかの両クラブチームだったが、主審に対する文句が多く3枚ほどイエローカードが出ていた。私が監督だったら警告をもらった選手はすぐ交代させるね。
君たちはプロでも何でもないんだよ。ただの中学1,2年生なんだから。

夕方になると照明が点けられ、初めてこのグランドでのナイターを経験したが、かなり暗い。よくFORZA はこの中で練習しているなあって感じ。
でも、昔に比べれば圧倒的に環境は良くなっている。こんなきれいでしかも広いグランドでプレーできる学生が羨ましい。。。

あ、そうそう。この大会には毎年、FC東京さんから優勝チームと最優秀選手に商品(ホームチケットとサイン入りユニフォーム)が贈られている。ありがたいことだ。

あ~。それにしても寒かった~ (T_T)