KAZUのコラム以外では、野球の豊田泰光さんのコラムがとても面白い。
また、玉木正之さんのスポーツ観はとても共感できる。
で、今日のKAZUのコラムは審判について書かれていた。
今年のゼロックススーパー杯での家本主審についてだ。
KAZUはTVの解説者に対し「微妙ですね~」というのではなく、「今のは主審のミスジャッジだ」とはっきり言えば良いと書いてあったけど、私の考えは少し違う。
どうしても人間同士が色々な角度で接触する訳だから微妙な判定は必ず出るし、人によってジャッジに違いが出るのはしょうがない。
先日の日本協会の審判委員会でも今回の家本主審のジャッジについてはミスと認めていない。あくまでもカードの出し方やゲームコントロールについてだけの指摘だったのだ。
それほど、ジャッジっていうのは簡単ではない。
一方、KAZUは審判のトレーニングに参加したり、各Jクラブ向け判定講習会にも毎年参加しているらしく、「審判目線で考えてみると難しさがよく分かる」と書いている。さすがKAZUだ。
昨年の東京都協会の審判講習会でJで副審をよくやる審判員(名前は忘れた)の講演で「昔のヴェルディの試合ではKAZUはオフサイドや反則を取っても「違う!」位のリアクションですぐプレーに戻ったのに対し、MRヴェルディのR氏、ダイナモのK氏、闘将のH氏などは何度も何度も審判を取り囲みに来ていた」と会場の笑いを誘っていた。
確かにKAZUにしろ、NAKATAにしろ、くっだらない文句は言わなかったよなあ。都並はよく謝っていたけど!? ^^;
ジーコやピクシーのプレーは大好きだったけど、審判に対してはどうしようもないくらいひどかった(ま、確かにひどいレフェリーもいるんだけどね…)。
そのために何枚も要らない警告をもらっては試合に出られず彼らを観にきたファンを何度がっかりさせたことだろう。
サッカーではいくら抗議しても判定はくつがえらないんだから、野球みたいに抗議したってしょうがない。ブーイングはサポーターに任せておけば良い。
もっともっと日本協会はレフェリーに力を入れて、プロ(SR)を増やしステータスを上げていってほしいと思う。
試合中、審判の動きをずっと観るのもたまには面白いですよ。。。何とマニアック…(^^ゞ
と言っても女子サッカーの試合ということで行く前は申し訳ないんだけど軽い気持ちでいた。
が、しかし・・・いざ試合が始まるとみんなめちゃくちゃうまく速く、しかも激しい!!
よって、かなり真剣に集中し走ってしまった。。。(それが当たり前なんだけど)
多分今日勝ったチームが優勝する位のレベルだと思うんだけど、本当に女子サッカーのレベルは上がっている!
なでしこジャパンが東アジアで優勝する訳だ!
多分、このチームとうちのおじさんチームが試合をしたらうちらは完敗だろう(マジ(^^ゞ)。
ただ一つ苦言。(さすがおっさん)
軽く注意をしたり話しかけても返事が無い。あるいは聞こえない。そしてあからさまに無愛想な態度。
若いチームなのでしょうがないのでしょうか。審判は敵なのでしょうか。
おじさんおばさんにならないと審判と共に楽しくゲームするという感覚は出て来ないのだろうか。
実は少年サッカーでもその傾向がある。
しょうがないのかなあ。。。
前季のJリーグ&天皇杯2冠の鹿島と天皇杯2位の広島との戦いだった。
残念ながら試合は観られなかったが、ニュースで観たところ、かなり荒れた試合だったようだ。
私がそのニュースを観た限りでは、久保へのファール(によりPKを得る)は確かに微妙だった。また、PK時の鹿島GKの動きは「まあ、その位はいいじゃないか」と審判に言いたくはなるけど、いずれにしてもあの主審と副審の判定基準なんだから、曽ケ端(鹿島GK)は何度も同じことを繰り返してはいけないと思う。
サポーターの気持ちも分かるが、グランドに降りたりしたら今後多くの人に迷惑がかかることを理解しなければならない。抗議をした選手も同じ。
草サッカーの審判をたまにやるが、草サッカーでもJリーグの影響で選手が平気で審判に文句を言う機会が増えてきていると思う。「お前はプロかっ!」って思うことがよくある。
という私も若い時は結構文句を言っていたような…^^;
結構な数の試合の審判(主審)をしてきたけど、100%完璧にコントロールできた試合はまだないんじゃないかな。それ程、審判は難しい。みんな経験してみると良いと思うね。
特に少年サッカーの指導者や親たちには…。(審判に文句を言っている少年サッカーの指導者、ご父兄は最悪ですよ・・・)
さ、来週はJリーグ開幕。気持ちを切り替えて期待しましょう。