10日に札幌で行われた韓国戦。
仕事で海外に行っていたため観られなかったので、帰国した昨晩、ようやく録画で観戦(結果を知らない状態で)。
韓国戦でゲームを終始支配していたのは、これが長い日韓戦の歴史の中でも多分初めてであろう。しかもホームでの勝利が十数年ぶりだって!?
日本の選手みんなが非常に自信を持って試合に挑んでおり、韓国に対しても気持ちでも負けていなかった。素晴らしい内容だった。
今回の個人的な‘ワオ!’の場面は・・・
1点目の右サイドでの遠藤のインターセプト後、李にパスを出して香川が得点した場面。香川のタッチとバランスはもちろん素晴らしかったが、特にすごいと思ったのはその前の遠藤がボール奪取後すぐに左にパスを出さず一拍置いて李の動きを引き出したプレー。
ふつうの選手だったら焦ってすぐ左のフリーの選手に渡しちゃうのに。
こういう余裕あるプレーが必ず良い場面を生む。すごいプレーだったと思う。
しかし、喜んでばかりもいられない。韓国はパクチソンら主力が引退したことなどでチームとしての調子は最悪の状態。でもその中で惜しいシュート場面を何本も作っていたのだからさすがだ。
シュートミスが無ければ3-2あるいは3-3位のスコアになっていたかもしれない。
やはり韓国。最終予選では当たりたくない相手だよなあ。
でも今の日本チーム、特に攻撃陣が充実していることは間違いない。
9月からはアジア3次予選が始まる。
頑張れ!ニッポン!
本当に残念だ。なんでこんなに悲しいんだろう。
「松田直樹」
正直、そんなにファンだった訳ではない。Jでのプレーもほとんど見たことがない。
でも代表では、日本のサッカーの歴史が変わる場面では中田英らとともに必ずピッチにいたのではないだろうか。
松田を知ったのはユースの頃だったろうか。
ワールドユース、アトランタ五輪、そして日韓W杯。俺たちファンの夢をどんどん広げていってくれた。
闘将・熱い・ファイター・兄貴分・豪快・キレる・ワガママなどなど・・・。
松田を形容してきたマスコミの言葉は色々ある。
今の若いおとなしい選手とは全く違った、良い意味でも悪い意味でも昔かたぎの選手だった気がする。豪快だった。そして熱かった。
今季、J1のマリノスから2つカテゴリー下のJFLの松本山雅でプレーをしていた。あのW杯に出たあの選手がだよ。
でもやっぱりなぜか気になる松田だった。
松本山雅の公式HPはPCの「お気に入り」に入れたり、ツイッターでもフォローしてなぜかチェックはしていたなあ。10月には諏訪湖マラソンの下見がてらアルウィンでのホームゲームに行こうと計画していたのに…。
それにしても早い。若すぎる。松田の多くの経験をこれからの若い選手に教えていってほしかったのに。
闘将・熱い・ファイター・・・。考えてみれば俺の好きなタイプじゃん!
なんで今頃、好きになりかけてんだ…。もっともっと松田のことを知りたくなってきた。
こんな俺でもこんなに悲しいんだから、もっと身近だった人の気持ちを考えると本当にせつない。
でもお別れしないといけない。
お疲れ様でした。
天国でも熱く日本のサッカーを叱咤激励してもらいたい。
サッカーを好きでいてくれてありがとう。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
なでしこの試合を観に行ったのは今までたった一度だけ。
2004年アテネ五輪予選、国立での対北朝鮮戦。
北朝鮮はアジアの女子サッカー界では昔からの強豪。大観衆で埋まった試合で出場権も勝ち取った非常に面白いゲームだった。確か今のメンバーでは澤はもちろん、山郷、宮間、丸山もいたなあ。
今回のワールドカップの直前の壮行試合で韓国と雨の中、戦って引き分けてドイツに渡ったなんて報道はほとんどされていなかったんだから、日本に帰ってきてからの国民の反応は天と地の差って感じでしょうね。
なでしこについてはこれでもかって位、報道されているので今更言うことはないんだけど、僕が感じたことを一つ。今回の大会で驚いたというか再認識させられたのは、ヨーロッパのサッカー文化ってやっぱすごいなってこと。
決勝戦の試合会場の雰囲気は男子のワールドカップとほとんど変わらなかった。FIFAが男子のワールドカップとほとんど変わらないイベント形式をとっていたこともあるけど、ドイツにはサッカー文化が溶け込んでいるなあというのがTV画面を通してビシビシと伝わってきた。
日本でも早く本当の意味でのサッカー文化が根付いていってほしい。そんなことを強く思ってしまいました。
まだまだ頑張れ!日本サッカー!
個性豊かななでしこの選手について一言(一部の選手ですが)。
宮間あやは以前から両足が蹴れて正確なプレースキッカーでうまい選手だったけど、長い経験を経て更に頼りがいのあるすごい選手になっていた。アメリカなどでの経験が大きいんでしょうね。
阪口は澤の影に隠れていたけど、すばらしいボランチで攻守両面を引き締めていた。
センターバックの二人、熊谷と岩清水。この小さい二人があの大きな欧州の選手を封じることができたのは日本サッカーにとって大きな自信となった。ボランチ、サイドバックとのブロックは完璧だったでしょう。
大野、丸山、安藤、川澄らスピード豊かなFW陣もそれぞれが自分達の役割を知っていた。
そして、澤の最後のゴールは、長年、日本女子サッカー界に貢献してきた彼女に対してのサッカーの神様からのご褒美だったんでしょう。あの飛び出しのタイミング、あの足の角度。あれはあの時間帯では普通考えられない。
そして、今回はあまり活躍できなかった岩渕真奈選手。これからのなでしこを引っ張っていってほしい。期待しています!地元の星!(予選リーグのファウルをもらったドリブルは素晴らしかった)
もう9月からは五輪予選が始まる。中国での1国開催らしい。日程を見てみると中1日でのゲームが多く、試合組合せも断然、中国有利。
まだ、アジアサッカー連盟ではこんな試合の組合せをするんだとがっかりしたけど、がっちり二つのアジアの座を奪い取って、五輪でも個性豊かなパスサッカーで世界を驚かせてほしいものです。
本当に優勝おめでとう!感動しました!
男子も頑張れ!特にJリーグ!
日本代表2-1Jリーグ選抜(team as one)
この試合をすぐに決断した日本サッカー協会。英断だったと思います。ありがとうございました。
そして、こんな力を持ったサッカーという競技はやはり素晴らしい!
遠藤の見事なFKのゴールの後のみんなで天にかかげる喪章。ジーンときた。
前半の海外組が入った代表のレベルの高さはお見事。
Bチームとも言える後半の代表メンバーに対して、「絶対にこいつらには負けられない!」という感じで意地をプレーで見せたJ選抜の面々。特に闘莉王。最後のアシストといい、イエローカードといい熱いナイスプレーでした!
そしてKING KAZU。この試合でカズダンスが見られるとは…。
ここでほしいという時のカズの今までのゴールが走馬灯のように浮かんだ。
涙でした…。僕にとっても絶対に忘れられないゴールの一つになった。最高でした。ありがとう。
この試合このゴールは、震災を受けた方々や全国の方々を始め、またスポーツ関係者、そして僕ら小さな庶民にまで間違い無く元気を与えてくれたと思います。
まだまだ辛い日々が続きますが、日本人みんなが一丸となってがんばれるような気がしてきました。
ありがとう、カズ。ありがとう、サッカー。ありがとう、日本。がんばろう!
アジアカップは無事、日本の優勝で幕を閉じました。
昨日のファイナル、地元柳沢中学校出身の李くんのボレーは何とも気持ちの良いものでしたね~!
Jリーグがオフのこの時期にこれほど状態の良い日本代表を見たのは初めてかもしれない。
それはオンシーズンである海外組が増えてきたこと、そして昨年のワールドカップでの大きな自信が今回の結果につながったことは言うまでもない。
この優勝により、再来年の各大陸王者によるワールドカップのプレ大会であるコンフェデレーションズカップへの出場権を掴んだわけだ。
欧州や南米の代表チームと真剣モードで戦えることは日本サッカーにとって大きなプラスです。よくやってくれました。
そして今回のMVPは個人的には長友ですね。あと長谷部、遠藤、岡崎も良かった。
香川はとても残念なことになってしまいました。大会序盤はあまり動きが芳しくなくドルトムントでやっているトップ下をという声が多かったと思うけど、ザックに「君は将来を見据えてこのポジションもできるようにならなければならない」と諭されてサイドのポジションをこなしていたと川淵キャプテンが講演で言っていました。そして準々決勝のカタール戦での決勝ゴールは素晴らしいものでした。
優勝した瞬間、選手たちはすぐザックに抱きつきにいきました。これも今までの監督ではあまり無かった光景ですね。それだけコミュニケーションが取れて信頼を得ていたということでしょう。
やっぱり、城福さんがブログで言っていたようにザックにMVPをあげたいですね。
ザックを呼んできた原さんも隠れMVPか。(笑)
あと、TV朝日の視聴率アップに貢献したであろう松木さんも候補かな

ずっとBS派で松木さん(の解説)を嫌っていた私も、最近は解説とは思わずに酔っ払ったサポーターのおっちゃんみたいな感じでみてみると結構面白いなあと思い始めました

あるいは、松木さんとセルジオさんというすごいツートップを相手に絶妙なバランスを取って冷静なトーンで話していた名波さんが隠れMVPかもしれません。(笑)
何はともあれ本当に良かった。。。